AKAI MPCの基本的な使い方 (2)
サンプリング方法
前回より書かせていただいている、MPCの使い方について。
今回はサンプリングの方法を簡単にまとめます。
※ MPCの使い方を思い出すという視点で書いている記事のため、初めてMPCを触る方には少し難解かもしれませんのが、ご了承ください。
■サンプリングの方法
「セッティング」
- MPC本体の「RECORD IN」にソースとなる音源を入力
- MPC本体の「STEREO OUT」からモニターへ出力
- MPCを「RECORDモード」に切替
→ MODEボタンを点滅させた状態で、【RECORD】と書かれたパッドを選択 or 【MAIN】ボタンを押しながらパッドを選択
※ MPCを使う上で、まず覚えておきたいのがこの「モード切替」の概念。その他のモードに切り替える場合も基本は同様のやり方となる。
「RECORDモード」のパラメータ設定
- Input
レコードや楽器を取り込む場合は「ANALOG」を選択
- Mode
MONO or STEREO を用途に合わせて選択
- Monitor
入力された音源をモニターする場合は「ON」を選択
- Threshold
入力された音源のレベルがここで設定された値を超えると録音が開始される
- Level Meter
入力音源のPEAKを確認するためのメーター
入力レベルは本体の「REC GAIN」ノブで調整可能
「サンプリングとパッド割当」
- 「RECORD」ボタン(F6)を押して音源を再生・録音
- 録音を止める場合は「STOP」 / やり直す場合は「CANCEL」を選択
- パッドの割当
録音を止めると、選択肢がいくつか表示される
- New name
サンプル名の設定
- Assign to Pad
割当先のパッドを選択、パッドを叩いて選択も可
- RETRY
やり直す場合に選択
- PLAY
サンプルの再生
- KEEP
いわゆる保存
さあ、これでMAIN画面にて演奏が出来るようになりました。文章にすると随分手間に見えますが、録りたい音さえ決まっていれば実際の作業は1分も掛からないでしょう。
MPC1000にはオートセーブ機能が無いので、「SAVE」は忘れずに!
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