elektron Analog Rytmはアナログドラムマシンの導入を検討している人たちにとって、有力な候補の一つだと思う。
リアルタイムでフレーズをガシガシ作っていけるから、楽器としての面白さという点ではかなりオススメできる。
アナログ部でのシンセシスはもちろん、各トラックにサンプルを重ねることができ、さらにはステップごとに各パラメーターをロックできることから、音作りもかなり幅広く出来る。
ただし、サンプル音源はワンショット程度の尺しか扱えない点に注意。
なんでも出来る万能マシンよりも、制約があるからこそ曲作りに没頭出来る。
と、いう側面を愛せる人に薦めたいビートメイキング専用のハードウェア。
アナログだけあって低音は素晴らしいが住環境では鳴りきらないので、購入したら必ずスタジオやクラブで一度鳴らして欲しい。
ハード機材を初めて買い、アナログに過度な期待を持った人ほど、家のスピーカーで鳴らして拍子抜けすることは間違いないのである。(これはほとんどの機材で言える)
こんな事を思ったことある人に是非触ってみて欲しい↓
・体に響く程の低音キックが欲しい
・耳をつん裂く程のチキチキしたハットを鳴らしたい
・ドラムマシン(アナログ)が欲しい
・elektronが欲しいけど難しいイメージを持っている
・PCのDAWは何でも出来すぎて何をしていいか分からない
・PCのDAWは楽器感がなくてつまらない
ちなみに、どうしてもサンプリング機能が欲しい人はmk2を買った方が良いけど、mk1もPC/Macからサンプル転送が出来て、10万円程度で買えるので差額の7万の予算は他の機材やソフトシンセに充てる事を私は勧めたい。
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